弁護士

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弁護士任官(べんごしにんかん)

弁護士任官とは、経験を積んだ弁護士が裁判官になることです。

現在の日本で裁判官になるには、まず司法試験又は新司法試験に合格した後、弁護士・検事・裁判官の法曹(ほうそう)三者を育てる司法研修所等での研修を終え、その修了試験に合格した者から選考され判事補として採用されることから始まります。

そして、裁判所で裁判手続きに関与して経験を積んだ後に、判事やその上の職に就いていくというキャリアシステムになっています。

この場合、裁判官以外の職を経験せずに裁判官になっている者がほとんどで、裁判の判決が国民の意識とかけ離れたものになっているという批判が起きることもありました。

こういった流れを受け、日本弁護士連合会が関与する形で、平成3年から弁護士任官制度が始まっています。但し、弁護士であれば誰でも任官できるわけではなく、「5年以上弁護士の職にあり、裁判官として少なくとも5年以上は勤務しうる者であって、年齢55才位までの者」などの基準が設けられています。

平成13年に出された司法制度改革審議会意見書にも「裁判官の給源の多様化・多元化」が裁判所の課題とされましたが、弁護士任官制度はこの考え方に合致します。

その後、最高裁判所は、平成15年に下級裁判所指名諮問委員会制度を発足させました。従来よりも裁判官任用を民主的なものにしようとするため、この委員会では裁判官の新規採用や再任に際して裁判所以外の情報も資料とし、裁判官としての適格性を審議することとなっています。

また、日本弁護士連合会では弁護士任官を促進するために、弁護士事務所に対して「未来の裁判官を弁護士として採用」する弁護士任官支援事務所の募集を行っています。

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