弁護士

  • ブックマークサービスに追加»
  • はてなブックマークに追加
  • Yahoo!ブックマークに追加
  • livedoorクリップへ追加
  • Googleブックマークへ追加
  • niftyクリップへ追加
  • fc2ブックマークへ追加

非訟事件(ひしょうじけん)

非訟事件(ひしょうじけん)とは、訴訟(そしょう)事件に対立する概念の民事事件のことで、民事非訟事件ともいわれます。

訴訟事件が、双方の当事者(原告と被告)が対立し、公開の口頭弁論等の審理形式によって争い、最終的に裁判所が判決によって当事者の主張している権利義務関係を確定する裁判であることに対して、非訟事件は口頭弁論もなく非公開で進められ、裁判所が後見人的な立場から当事者の権利義務関係の具体的な内容を形成するものです。

具体的には、家族を扶養する義務や権利について争うような場合は訴訟事件に該当し地方裁判所の管轄になりますが、誰がいくら扶養料を払うかを決めるような場合は非訟事件に該当し、家庭裁判所の管轄になります。

このため、非訟事件は訴訟事件と違って、当事者間の対立が希薄な場合もあります。手続の根拠となる法律も異なり、訴訟事件の手続きが民事訴訟法によって定められていることに対して、非訟事件は非訟事件手続法によって規定されています。

非訟事件は、当事者が基礎資料として裁判所に提出しない資料であっても、必要があれば裁判所の職権で調べることが可能になっていることや、非訟事件で裁判所が行うのは簡易な手続きによる決定であるため、取消や変更が認められていることなどが訴訟事件と異なる部分です。

ちなみに、訴訟事件の判決に対する不服申立ては控訴(こうそ)・上告(じょうこく)又は上告受理申立てという形式になりますが、非訟事件での決定に対する不服申立ては抗告(こうこく)という形式になります。

スポンサード リンク
[↑]ページの先頭へ

運営者・お問い合わせ  プライバシーポリシー
Copyright(c) All Rights Reserved.