家事・育児をしながら司法試験の勉強をすることは決して不可能ではありません。家事・育児をしながらの条件にも多様なパターンがあり、家族構成や子供の年齢によって勉強の方法も変わってきます。
三世代同居で子育てを親世代に依存することができる恵まれた環境にある場合なら、ロースクール(法科大学院)に入学して司法試験受験のために、十分な勉強時間を確保することも可能です。
また、子供がある程度大きければ働く多くの親が職場に向けている足を、ロースクール(法科大学院)に向けて勉強することもできます。
また、核家族や子供が小さくても、保育者或いはいわゆるお手伝いさんを雇える経済力があれば、ロースクール(法科大学院)で勉強することができます。
しかし、そのような恵まれたケースは稀で多くの場合は、家事・育児の間の細切れの時間で勉強を続けることになりますが、合格に対する思いの強さと意志の強さと集中力は、生活の多くの部分を勉強に充てることのできる場合と比べて数倍或いは数十倍必要とされるでしょう。
特に育児は何が起こるか予測もつかず、予定している勉強がはかどらないことも往々にして起こります。家事・育児をしながら勉強をする場合は、ちょっと余裕をもった目標を定めてコツコツと積み上げる努力と覚悟が必要です。
なお、新司法試験の受験資格はロースクール(法科大学院)修了、或いは司法試験予備試験に合格することとされているため、ロースクール(法科大学院)に入学しない場合は、まず、司法試験予備試験を受験して合格しなければ司法試験の受験資格すらありません。
子供は成長し育児に割かなければならない時間は減っていくのですから、通信教育を利用するなど長期戦で臨めば司法試験に合格することも夢ではないかもしれません。
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